こういうの大好きなのでみてしまった。結果とても良かった。リストラされそうになる金髪の男の子を阿部顕嵐くんがやってます。久しぶりに彼の演技を見られてよかった。しかも結構キーパーソン。
しかし、終始長瀬がカッコいい。いや、今更かもしれないがほんとに長瀬カッコいいや、、、そしてときたま出てくる、深キョンの癒し感ときたら。パートナーだったら死ぬほど幸せだな〜
ディーン・フジオカ演じる沢田が、なかなか電話に出ない件、見てて本当にウケた。さすが大企業。何をどう偉いと思い上がっているのかそっとやちょっとのことじゃ、なかなか電話に出ないあたり、「そういうところな、、、」と思ってしまう ( まだ学生ですすみません ) 、自分が関わりたくないことや、不都合なことはなかなか自分ごととして捉えないんだよな、いい気になるなよほんと（笑）
キャストが豪華で、演技も申し分なし。高橋一生演じる井崎のやり方はとても頭がいいと思うので、社会人になったら見習おうと思います。カッコいい、、、木下ほうかが出た時は申し訳ないけど「スカッとジャパンかよ、、、」と思って鼻で笑ってしまいました。
しかし、あんなタイヤがものすごい勢いで飛んできて人に当たるなんてことが現実に起こると、真剣に考えた人が今までいただろうか。残酷過ぎて、目も当てられなかった。
成功するかしないかは置いておき、やっぱり赤松社長のように信念を貫く人でありたい。「中小企業を舐めるな」という言葉は本当にカッコよかった。最近のニュースを見ていると、企業や国の不祥事では、当事者が真実を隠すためには辞任すればいいと思っているらしく、あたしたちが知るべき真実が、誰の目にも触れることなく闇に葬られる。なかったことにされるのだ。たまったもんじゃないよ、と思う。
「やった」「やらない」の決着をつけ、真実を話し、悪いと思うなら謝る。不祥事の対処法はこれ以上でも以下でもない。謝罪をするかしないか、国会招致をするべきだのしなくてもいいだの、そんなことをダラダラ話しているうちに当事者たちは、あろうことかなんとか生き残る策はないか、と模索し始める。そんな時間を与えてはいけない。
少し話はズレたけど、とりあえず池井戸潤の作品好きな人はおススメ！
