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空飛ぶタイヤのnamのレビュー・感想・評価

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)
4.1
「THE池井戸作品。理不尽な大企業に立ち向かう小さな運送会社の戦い」

原作は未読ですがドラマ化さらた作品は鑑賞済みで、リアルな企業を描いた世界観と強いものに立ち向かっていくストーリーがとても好きです。

本作ではトラックの脱輪により死亡事故を起こしてしまった運送会社 その社長の長瀬智也演じる赤松とその社員達がその原因を探る中で、大企業の影が浮上していくというストーリー。

企業をリアルに描いた世界観や人物の関係性でついつい感情移入してしまいます。

被害者家族による手紙がキーとなりますが、赤松同様あれは心を打たれました。

豪華な役者陣によるキャラクターたちもとても魅力的でした。2時間という尺によくまとめたという印象です。
闘う男たちの姿に勇気をもらえ、前向きになりたい時にオススメできる作品でした。
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