このレビューはネタバレを含みます
何かあったときのためウチの卓上にも紙コップと使いかけのトイレットペーパーを常備しておこう。
バディものなのにお互いがお互いでなければならないという必要性があまり構築されず、三幕目前あたりから急にあいだが詰まっていった感じが。なので最後の共闘に少し乗れず。
敵の親玉が軍人なのに拳銃の弾数をカウント出来ていなかったり、自分は北を捨てたのに部下が北に帰りたくないと言ったら殺させたり、取引の交渉をまとめる気があまりなかったりと、彼がなにをしたいのかがはじめよくわからなかったが、北側の主人公をあえて殺さず煽ったのだとしたらと考えていくと復讐というテーマがはっきり浮かび上がる仕組みになっていたので、まあまあ納得。