近藤真弥

パンドラの近藤真弥のレビュー・感想・評価

パンドラ(2016年製作の映画)
3.9
原発事故がテーマの韓国映画。国民の命を救う英雄譚...という内容ではなく、原発の危険性を訴える作品です。ラストも、国民を救った一人の男というよりは、無能な政府や危機感が薄い国民の犠牲者として作業員を描いている。その作業員は、直接観てもらえれば。彼であることが、この映画の批判精神を象徴しています。

劇場公開は韓国のみで、世界展開はネットフリックスが担ってるそうです。こういう作品がちゃんとヒットする韓国映画界はほんとすごい。
近藤真弥

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