パンドラの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「パンドラ」に投稿された感想・評価

fumipi

fumipiの感想・評価

3.9
ちょっとしたホラーよりホラーだった。
Netflixに埋もれていたのを発掘したが、なんとも恐ろしく有り得そうな内容だった。
日本よりも原発大国の韓国はこのような内容も平気で映画化してしまうところがすごいなぁと感じる。もっと沢山の人に見てほしい内容だった。
Jummi

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3.3
いたい
saran

saranの感想・評価

2.4
鑑賞記録
誰も、もうそれをとめられないのか?


日本では「シン・ゴジラ」のように、ある意味工夫をしないとエンターテイメントとして正面きって描くのが世情的にもはばかれるテーマを、韓国映画界がモロに福島原発事故をトレースして撮りあげたパニック映画。

これが、かなりの力作。
実際に鑑賞すると、技術的にも現在の邦画では追いつけないのではと思わされるほどの完成度を見せつけられました。
パニック描写がとにかく凄まじく、「シン・ゴジラ」からゴジラ成分を抜いたら、はたしてパニック描写の完成度で上回ることができるのか?
いや、できないなというのが正直な感想です。
娯楽要素が低めな作品なら邦画でも「太陽の蓋」という、まんま福島原発を扱った映画が存在しますけれど、位置的にお隣であり、しかもエネルギーを原発に頼っているのも同じである韓国もまた、いかに福島原発事故に関心が強いのかが良く分かります。
しかも、しっかりとエンターテイメントとして成立させているのが凄い。
邦画でも、このぐらいの規模のエンターテイメント作品として、真正面から「あの時」に焦点をあてた映画が作られ、それを観て現実に危機の渦中で生活しているんだという事をまた思い出せれば良いのではと思いますが、やはり実際に被害に遭われた方の心情や受けるであろうショックを考えると難しいのでしょうね。


昔、企業ビデオの製作会社に勤めていた頃、東海村の動燃に撮影で行ったことがありまして、しっかりと内部の様子を見学させてもらったのですが、職員の方が冗談半分で「この鉱石をケースから出したら、あっという間に死ねますよ」とか言っていたのを思い出しました。
たぶん冗談なのでしょう。
しかし、いざなにかあったら人間の手ではコントロールできないものに如何に頼りきっているのか?その事実をよくよく考えた方が良いことだけは分かります。
冗談を言っている場合じゃないのです。
ゴジラはフィクションですが、原発を含めた核こそ、今そこに普通に存在する危険だということを認識しておくことが大事なのではないでしょうか?
「そういえば原発ってあるけど遠いから関係ないや」で済ませてはならないと思うのです。


本作は、ただ原発事故が起きるだけではなく、国家の存亡の危機というマキシマムな政治ドラマと、ある一家の悲劇というミニマムな人間ドラマが並行して描かれます。
国家が国民を見捨てるような、信じられない描写は流石に少し行き過ぎのような気もしますが、あながちこれほど大規模な危機を前にすると、そんな酷い判断がされる事もあり得るのではないかと、背筋が冷たくなりました。

終盤は、かなりお涙頂戴な展開になり、湿っぽくなってゆくのですけれど、最後に主人公が訴える言葉の数々が、かなり重く響きます。
一体、罪を背負うのは誰なのか?
危険なパンドラの箱を、そのままにしたのは誰なのか?
我々日本人こそ、よくよく考えていかなければならない命題だと思います。
そして、一番受け止めなければならないのは、決して無責任でいてはならない方々です。
原発というパンドラの箱を開けてしまうのかどうかの鍵を握っている、政治家や官僚や経営者や技術者の方々こそ、今一度襟を正さないとならないだろうし、その姿勢を我々も無責任にならず監視してゆかなければならないのではないでしょうか。
それが、しいては自分たちの日常を守ることに繋がるのですから。

そうは言っても、日々の生活の中で記憶も薄れ、どんな大事件であろうと風化してゆくものです。
そんな時、たまにはこういった力の入った映画を観て、「自分たちの生活を維持しているものは、いざとなればコントロールの効かないパンドラの箱なのだ」と、再認識する事が大切なのだと、強く思い知らされました。


「どうして死ななければならない?」という主人公の問いに対して、答えられる者は大統領をはじめとして誰一人いないのです。
いつか、そんな問いかけがされる事の無い未来で生きたい。
心から、そう願ってやみません。


NETFLIXにて
Yuuki

Yuukiの感想・評価

4.0
老朽化の進む原子力発電所が大地震によりメルトダウン!助けて〜!な話

韓国産、いかつすぎる原発パンデミックスリラー。すごすぎる…このテーマで映画を作ること自体が…。登場人物や舞台設定を最初の30分でスムーズに説明しつつ、そこから一気にパンデミックを起こして全てをぶち壊しまくる展開はも〜少しずつ小休止を入れて心を整理しながらじゃないと耐えられないほどキツく、悲しく、重かった…

大地震でメルトダウンを起こしてしまうけど、その裏には老朽化激しい原発を甘い点検で再稼働させてしまうずさんな管理体制、パニックを抑えるという名目で市民はおろか大統領にすら情報を規制してしまう自分本位な政府の連中など、足を引っ張る奴が多すぎてこれこそまさに人災と言わざるを得ないムカつく状況。おい!全員で協力しろ!「オデッセイ(火星に取り残された人を全員で協力して救助する最高の映画)」を100回見ろ!と言いたくなる中で、主人公である原発作業員のジェヒョクの取る行動とは…という展開は片時も目を離せない!

一人、また一人と被爆して苦しそうなうめき声がやまない救護キャンプの様相や、不確かな情報しか入ってこない中で市民が必死で逃げ惑うシーンはまさに地獄絵図。福島の時も報道されてないだけでこんな状況だったのか…と考えてしまうほどにリアルでえげつなさがあったな〜。え〜ん怖すぎるよ〜。でも韓国ってこういう容赦のない社会派パニック映画作らせたら天下一すぎるとこないですか?完全なるあの北朝鮮のトップが出てくる「鋼鉄の雨」ってやつもかなりヤバかったけど、こちらも負けず劣らずキリキリと胸が締め付けられる話でした。敬具。でもこれは有給とって暇な時に見るものでは無かったな。「マスク」見よ…
地震による原発事故を描いた韓国の映画。ただただずっと怖かった。命を賭していくものたち。誰かのために誰かが死ぬなんて受け入れられない。だけど誰かがやらないとみんなが死ぬ。悲しくて仕方がない。
不満点
①事故を隠すために避難者を監禁したりマスコミに情報を流さないようにするところが意味不明
②終盤のお涙頂戴シーンが長い
以上を除けば満足。画面から放射線が溢れてきそうなくらいリアルで、重い
ちょっと飽きてしまった.........
今の自分の気分じゃなかった
FUJI

FUJIの感想・評価

4.0
とんでもない映画を見つけてしまった。
地獄絵図という言葉が何回も出てきて、その地獄絵図の描写が凄まじいんだけど福島もそうだったんだろうか。
後半は涙と鼻水が止まらなかった。
とんでもない映画だった。
韓国すげぇ。
茉莉花

茉莉花の感想・評価

3.5
コントロールしづらくデメリットも多いものを果たして日常的に使うのか?というのが問われる作品。