77分という中途半端な長さだが、サクッと観れて非常に無駄なくまとまったスペイン発のサスペンスドラマで、ワンシチュエーションの会話劇‼️
ある休日の土曜日、女性1人を含む4人の共同経営者がお洒落なガレージ風のオフィスに集まってくるところから始まる。
IT系企業と思われる会社は、今まさに危機に直面していた。脱税した“黒い金”をそれぞれがスイス銀行にプールしていたのだが、それを国税局に嗅ぎつけられてしまい、月曜日に強制捜査が入りそうな見込みなのだ。
しかも悪質な犯罪ゆえに罰金を支払っても解決できず、逮捕者は懲役7年を覚悟しなくてはならない。話し合って4人のうち1人がすべての罪を被り、他の3人で会社を守るということを合意する。
さて1人を選ぶにあたり、公平でなくてはならず、依頼した仲裁人を務める初老の男がオフィスに到着し、テーブルを囲んで生け贄を決めるための討議が始まる🔥
欲望とエゴが激しくぶつかり合い、人間という生き物のわかり合えなさを描く。
聞きたくない話、それぞれの不満や秘密を暴露しあって行く...
人間の弱さや愚かさを容赦なくあぶり出し、ハイテンションの会話バトルの果てには、このうえなく居心地の悪い“沈黙”が待っている...
鑑賞者もまだ少なく、評価は低いようだが、私は傍観者として面白くおかしく鑑賞出来ました😏🤭😫
1人は...うん、善人だったと思う🤔
やっぱりスペインもの🇪🇸面白いや🤣👍
※スペイン俳優パコ・レオン、『Toc Toc』でもタクシーの運転手役で面白かったし、なかなか活躍してますね💫
※ちょっと話題の『おとなの事情』にも似た感じあるかな？
※『25時』のエドワード・ノートンも麻薬密売での懲役は7年だったね。
