ジャケットにでかでかと書き連ねてある文言から『プリズナーズ』のような映画かと思っていたけど全然違った。
が、これはこれで『プリズナーズ』とはまた違った ‶もう後には引けない感” を嫌というほど堪能できた。
道を踏み外してしまった母親。元の道に戻ろうと選んだ道は、更に誤った道。あがけばあがくほど、底の見えない沼にどんどんはまっていくような感じ。
これ、一体誰が悪いんだろう。やっぱりきっかけを作ったあいつらかなぁ。
いやーな気持ちのまま終わるかなと思ったけど、ラストはちょっとホッとした。まだ救いがあった。
……からのあの叫び。気持ちはわかるが、笑ってしまったよ。