ねぎおSTOPWAR

ボーイ・ミッシング/消えた少年のねぎおSTOPWARのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

完っっ全に騙された。しまった!

おおまかなストーリーは<あらすじ>をご覧いただくとして、そのあと母は誘拐犯とおぼしき男チャーリーを脅してくれと、子供の実父ラウルに依頼。ラウルは金で雇った連中を向かわせる。ここで実は誘拐は子供の嘘でいじめが原因で怪我をしたと明らかに。すぐに脅す指令を中断させようとするが、間に合わず。行方が分からなくなったチャーリーの捜査を進めると浮かび上がるラウルと母。実行犯はビクトルを誘拐し金を要求。警察は現場を押さえようと尾行。最後母、警察、みんな騙されていたことが・・。

といった感じなのですが、
【一発目の<誘拐>のミスリード、これは乗らない。】
【二つ目、子供の嘘発覚・・まだ大丈夫。心配してかけてきた友達の電話怪しかったし。】
【三つ目、実はチャーリーは殺されていない!・・ここ殺害を思わせる銃声だけだから疑ってたんだけど・・そのあと撃たれたシーンあったから信じてしまった】
【四つ目、ラウルの演技。・・今考えれば怪しい怪しい。ああやられた】
いつも観ていないスペイン製作。やっぱり映像を使った論理の常識が違うから、騙されても楽しいです。新鮮です。ストーリーはなんてことないと言えばそうなんですけどね!

映像としては、警察署内で無音に近い状態から、母から渡された補聴器をつけると聴衆にも音が聞こえだす演出が良かった。