ボーイ・ミッシング／消えた少年のとがりのレビュー・感想・評価

誘拐犯の魔の手から逃げ帰ってきた少年。
その証言から犯人と思しき男が逮捕されるが、証拠不十分で釈放される。
その後も少年の周囲に現れては消える謎の男。
役に立たない警察を見限り、母親はある手段に打って出る…

母親・警察・犯人、三者のパワーバランスが良くできており、途中まではそれなりに楽しい。
そういうオチにしてしまうならもう少し説明が必要、というか真相が明かされて「そういうことだったのか！」とはならないタイプの斜め上感がもったいない。