紅茶

ボーイ・ミッシング/消えた少年の紅茶のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

 ヨーロッパらしいクリミナル映画w
 絶対誘拐は子供の嘘やと思ったら、やっぱりなって感じ。こうして子供の嘘からヤバイ大人に火がついて、加速していく状況。タイトルが相応しすぎた映画。

 いかにもヨーロッパらしいわ~、いいクリミナル映画だと思うw
 転がり落ちていく母はグレーゾーンの人間のようだ。元々そういう人だったからなのかなぁ。
 すっきりはしないが後味は悪くない。悪党の勝ちなのだが、なんだか小気味いい。
 この微妙らしさがまさにヨーロッパ物らしい感じあるよな。現実的というか、救いが薄いというか。
 うーん、でも捕まんないし、ありなのかも。
 どんでん返しと言えばどんでん返しだし、あたしも騙されたけどさぁ。
 どこまでが彼らのシナリオだったのか、彼女が痛い目見ただけ。彼女も白ではないから可哀想という所までの感情にはいきつかないし、なんとも言えない。グレーゾーンの人がブラックな人を利用しようして、一枚上をいかれたというか。
 彼にも多少の情があったんだろうな。
 彼女の逃げ道が用意されているのだから、彼女はやり過ごせる。
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