今更ながら初鑑賞。
ナチスドイツがベルギーやフランスへ侵攻し、イギリスにも脅威が迫っている時期に就任したウィンストン・チャーチル首相。
滑舌が悪く毒舌。どっしりとした貫禄たっぷりのスタイル。独特の人像を特殊メイクのゲイリー・オールドマンが見事に演じた作品。
ゲイリー・オールドマン、念願のオスカー受賞作品。チャーチルに成り切った姿は賞賛に値する。
作られた演出らしいが、地下鉄に乗って民衆の声を直接聞く。自分の考えが間違っているのか迷っている時に民衆の後押しされる場面は感動させられる。
政治家の決断が国家の未来を左右する。正しい決断だったのかは、ある程度の年月が経過しないとわからないことが多分にある。
余談
日本はアメリカにつくべきか、
中国につくべきか、
それともロシアにつくべきか。
はたまた独自路線で行くべきか。
中国は、冬の北京五輪が終われば、香港と同様の状態を目指して、台湾への統治の動きが加速することが予想されている。日本は近隣国であることから多少の影響は避けられない。日本の行動は世界から注目されると予想する。誤った判断とならないように切に願う。
世界平和への道のりは、まだまだ険しい。