自分にとってのゲイリー・オールドマンといえばやっぱりシド・ヴィシャスなんですよね。あのインパクトは未だに忘れられない。
その後も、数々の悪役から名脇役迄こなしているし、ベートーヴェン、オズワルドなどの実在の人物を演じでいるが、その集大成がこのチャーチル!
鬼気迫る演技で、実際のチャーチルを知らない自分にも十分響く怪演。これぞアカデミー賞に相応しい!かなと。120分間とにかくチャーチルが全編を支配しています。他の俳優が全く視界に入らない程の重厚感。
ストーリー的には、史実を忠実に再現している為、前半こそ若干かったるく感じますが、ある出来事をキッカケに一気にラスト迄加速していきます!
英国独特の映像タッチも好感が持てるのだが、やっぱり邦題が。。。マイナスなんですよね。英国こそが正義の象徴みたいな印象を残してしまうような感じがしてしまい。勿論英国視点の作品である事は間違いないのですが。原題「Darkest Hour」のほうがしっくりくるよね。同時期の名作「ダンケルク」の裏ストーリーとして捉えれば納得いくのですが、総合的に観ると本作の方が劣るのは否めないです。
とにかく大好きなゲイリー・オールドマンおめでとう㊗️🎊🎉!