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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のskm818のレビュー・感想・評価

3.9
1940年5月、チャーチルが英国首相に就任する直前から徹底抗戦決意の演説を国会で行うまでを描いた話。就任してから演説を行うまで1ヶ月経ってない。その間ダイナモ作戦なんかもあるんだよなあ。なんかすごい。
ほんとにああいう、いきなり国王が訪ねてきたとか地下鉄で市民の声を聞いたとかってエピソードあったんだろうか。嘘みたいな話だ。国王の支持が得られたのは強かったよな。テレビもないのに市民はなんでチャーチル首相とわかったのかと思ったけど、新聞の写真で知ってるんだね。声はラジオで。
ハリファックス卿みたいな、自分は責任取りたくないから首相にはならないけど、気に食わないから足を引っ張る工作ばかりしている政敵ほんましょうもないな。
ただこういう、非常時だからと挙国一致で徹底抗戦みたいな流れ、ある意味怖くもある。相手がヒトラーだったからこれは英雄的なわけでさ。
朝上映で例によって前半眠かったが、ゲイリー・オールドマンの熱演はさすがだった。
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