挙国一致内閣を指揮して、決然とナチスと戦ったイメージしか持ってなかったチャーチルが、これだけ内部の政敵と戦っていたことを不覚にも知らなかった。
戦いのシーンも少なく、これは戦争映画というよりポリティカル・ノンフィクションにでも分類される作品ではないだろうか。
極めて、地味な作品で、相当現代史を読み込んでいなければ理解が難しいシーンが多々ある。
アカデミー賞受賞が無かったら、我が国でのヒットは難しいかも。
まさにゲイリーオールドマンの一人芝居！
頑固で、短気、自分の信念で突っ走るチャーチルを楽しみながら演じているのを見るのが楽しい。
昨年から何故か続いたダンケルク関連映画もここらで一区切り！
