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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のlpのレビュー・感想・評価

3.5
公開終了間際に駆け込みで鑑賞。

過度にチャーチルを持ち上げるのでもなく、戦闘シーンがある訳でもなく、「言葉」を軸に議会の場で起こった事象を淡々と描く作風に好感が持てる。適度にユーモアを織り混ぜた点も良い。

そんな優等生的な「よく出来た映画」で、ある程度は満足できたけど、もう一捻りあっても良い。お行儀の良い展開の積み重ねでクライマックスの演説を迎えてしまうので、簡単に先読み出来てしまい、最後の最後であまり乗れなかった。やや機械仕掛けのごとく話が進んだ点もイマイチ。
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