第二次世界大戦下のイギリスの首相となった政界一の嫌われ者ウィンストンチャーチルはヒトラー率いるドイツの猛攻により、追い詰められていた。
和平条約を結び、ナチスの支配下に置かれるのか決死の覚悟で最後まで戦い抜くか。
国の一存を迫られる決断を強いられていた。
去年公開されたクリストファーノーラン監督の「ダンケルク」を一緒に見ると時代背景やこの作品のストーリー自体ダンケルクの撤退作戦が主軸になっているのでよくわかります。
ウィンストンチャーチル役をゲイリーオールドマンがまるで憑依したような演技で演じています。
そしてチャーチルの特徴的な体格にするため日本人の辻さんがメイクアップを担当しています。
2人はアカデミー賞でそれぞれ初受賞されました。
おめでとうございます。
事実を基にしたストーリーなのでネタバレもクソもありませんが、偉大なリーダーとはコミュニケーションを取って様々な人たちの意見を聞ける人で、なおかつ頑固たる決意が必要なんだと思います。
決して迷わずみんなを導くリーダーシップ性と巧みな話術。
どっしりとした人間ドラマでした。