なんでこんなに泣いてるんだ?って思うくらいに泣いて泣いて泣いた。
『ダンケルク』、『人生はシネマティック!』と密接に繋がっているであろうこの映画、伝記もので政治ものであるが、全く飽きない!
テンポが良くて、私と相性のいい映画だった。
ほぼゲイリー・オールドマンの一人芝居みたいな映画なのに、こんなに面白く撮れる監督何者?と思ったら、『PAN』の監督かー!と妙に納得した。
魅力的なキャラクター、適度な上映時間、キャラクター同士の怒鳴りながらの言い合い、タイプライターの音、そして何より、ここぞというシーンで流れるサントラの爽快感!!
全てがちゃんと機能してた。
最高の一言に尽きる。
最高だ。
私は『ダンケルク』をオールタイムベスト入りにしている人間のため、今作のチャーチルの最初の演説シーンで涙腺が駄目になった。
彼が皆んなの前で演説した裏側で、数えきれないの葛藤があって、それを背負っているのに全くそれを垣間見せずに演説しているんだろうな〜と思わせるゲイリー・オールドマンの演技力に圧倒された。
チャーチルの言葉ひとつひとつが刺さりまくって、鼓舞される。
大事にしたい言葉がいっぱいあった。
人間は武器を持たなくても、言葉ひとつあれば、戦える。
もう一回観たい!!