イナバットマン

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のイナバットマンのレビュー・感想・評価

4.5
第二次世界大戦を背景にした作品ですが、戦場のシーンはほとんど無く、いち政治家の政治的手腕を描いていきます。

チャーチルは結構な変人でして、しかし、そうでなければ戦時下の英国首相は務まらなかったでしょう。
チャーチルだからこそ、ヒットラーに対抗できたかと感じた作品。

全体的に男性が多く殺伐とした雰囲気ですが、レイトン役のリリー・ジェームズの美しさが、作品に花を添えてくれました。

ノーラン監督作の「ダンケルク」と合わせて見ると、「硫黄島の手紙」と「父親たちの星条旗」のようで面白いです。