たいし

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のたいしのレビュー・感想・評価

3.6
イギリスの運命を背負ったWチャーチル首相。
重圧、責任、板挟みなどで苦悩を続けるが、彼は「言葉」という武器を使い国民や政治家を鼓舞し、ナチスドイツと闘うことを宣言した。

「この国の長い歴史が途絶えるなら、それは我々が自らの血にむせびながら地にひれ伏すまで戦ってからだ」

そこにはいかなる犠牲を払っても祖国を守りぬく意志の強さがあった。

戦争は勝つか負けるか。国のトップの選択で歴史は変わる。
闘い続けることが常に正しい判断とは限らないが、ウィンストンチャーチルは正しい判断だった。ナチスに勝利し、祖国を守ったのだから。

ゲイリーオールドマンの名演技もとても素晴らしかった。さらに特殊メイクはどうやら日本人のスタイリストさんらしい。
小道具、仕草や話し方も含めて細かい部分を楽しめる映画でもありました。
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