ゲイリー・オールドマン、昔から大好きです!
演技に、人格、人間性、人生まで捧げたような俳優。
そんな人、そうそういない。
そのゲイリー・オールドマンがメイキャップの辻一弘さんで無いと
出演しないとまで言い切っていた作品。
観ないわけにはいかない!
ちょっと創りすぎた感は否めないけど、よく本人に似ていた。
感動しました。
そのキャラクターは、
戦後の日本をしょって立った吉田茂とかぶってしまう。
リーダーとは?
悩み、苦悩し、孤立し、それでも尚、決断しなければならない。
その結果、起ったことは全て責任を負う。
なんてつらい立場・・・・・
その姿を凝縮した姿で再現したこの映画。
真に彼の応援団は、戦中の日常をけなげに生きている小市民でした。
そのシーンに泣きました。
彼の支えは、奥さん。その奥さんがあの奥さんでは無く、違うタイプの
奥さんだったら?
歴史が変わっていたのかも?
ヒーローの中のヒーロー(ヒロイン?)はその奥方なんだな。
歴史は女性が創るなぁ~。