Tysuke

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のTysukeのレビュー・感想・評価

3.9
ゲイリーオールドマンという人間はこの映画に出ていたのか?

そう思えるくらいえげつないメイクアップ技術。面影が一切なくて、シンプルにウィストン・チャーチルとして最初から最後まで観ていました。

先日、改めてノーラン監督の「ダンケルク」を観ましたが、その救出劇の同時刻で何が起こっているか理解しやすかった。公開時期も半年差はあるものの、セットで観てみるとシナジー効果が生まれるかもです!

チャーチルが、地下鉄に乗って、民衆の意見を聞くシーンは、かなり印象的でした。政治とは本来はこういうことなのではないかと思うシーンの数々があり、政治家への見方が少し変わりました。
チャーチルという人間像を見事に演じ切ったゲイリーオールドマンにありがとうを言いたい。

また、脚本担当の方は、なんとまあ、あのボヘミアンラプソディーや博士と彼女のセオリーも担当しているとは!色々凄すぎやない?

成功も失敗も終わりでない。肝心なのは、続ける勇気である。うん、良い言葉ですね。
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