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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のKAORInnのレビュー・感想・評価

4.0
映画館で観たい!(間に合わず)→ディスク買おう!(忘れて)→ヒトラーのやつ(私の記録より)オモロいやんけ、あ!観るの忘れていた!!なう


ところで、そもそもはゲイリーオールドマンだから…あの変身ぶりが観たい!!
でした。
そして驚愕です。
ゲイリー流石すぎて、ほぼゲイリー要素ないヴィジュアルのままストーリーは進みます。

さて、ここにはダンケルク推しの方が多い様ですが、そもそも比べる批准が違うような…こちらはひたすらに、チャーチルと言う人間性に着眼した作品かと。

戦略的な口述も余りに簡素ですし、そもそもそこはこの作品に置いてはおまけ程度…かと。
そもそも、この時代を学ぶのであれば2~3時間そこいらで語れる内容でもありませんものね💦

勿論前提として、これらは忘れ得ぬ過去の記録となり得るでしょうが、しかしいかんせんこれはエンターテインメントに属する映画です。

言葉の戦争と現場の戦争…の様な気もします。こう言うと、軽すぎて上手く表せませんが。
作中ラスト間際での「言葉で…(ネタバレの恐れあり💦)」が、とてもしっくり。

もっと口悪く言えば、テンポ的にも
「おじーちゃん」と「孫」位の違いが…。
勿論、私には。私には!!ですが。


そして、何より素敵なのは「英国王のスピーチ」を彷彿とさせる魅せ方!
分かるか、分からないかの吃音。
これにはクスッどころか、圧巻されました。
狙っての事だとは思いますが(さすがに偶然はないですよね?💦)、あのストーリーからここに繋げる英国作品…むしろこの英国時代は私達の様なオタク気質をニヤニヤさせてしまいますね。

更にはいかにもな英国らしい暗めのトーン。
うちのテレビ液晶しんだ?!思わせるような色彩バランス。
大好きです。


最後に、過ぎるご批判の前にまずは楽しまれてはいかがでしょうか?
そして楽しみ方は千差万別なので、言葉が過ぎていたら申し訳ございません。
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