巫女の日常を描いたお仕事コメディ的な内容なのかな?と思っていたが、これはかなりヘイトの溜まる内容だった。
まず、広瀬アリス演じる巫女が主人公なのだが、かなり性格に難有り。巫女の仕事に関しても全然やる気がなく、宮司の娘という事で仕方なくやってる感じなので観ていてイライラする。
しかし、それ以上にイライラさせるのが神社にやって来るクズどもの存在。これのおかげで視聴者のイライラの対象がそっちに移り、広瀬アリスに関しては事件に捲き込まれる被害者となる為、逆に今度は巫女を応援して観ることになるのでその誘導は巧いと思う。
ただし、巫女が正義って訳ではなくて、相変わらずやることはメチャクチャなので最終的にどうでもよくなっちゃうような内容だった。
途中色々事件が起きるけど、それも取って付けたようなのばかりで全然リアリティーを感じられなかった。
まあ、広瀬アリスの演技自体はそこそこ良かったのと、巫女の仕事について多少なりとも触れられたのは良かったかな。