おとうちゃん

移動都市/モータル・エンジンのおとうちゃんのレビュー・感想・評価

3.6
凝縮されたサイエンス・フィクション!

古代人に地球を侵略されて1000年後。生き残った人類はわずかな移動都市に食料や燃料を奪い合って生きてきた。・・・って、そこからかよ😅コダイジン デテコナイシw

古くは『BTTF』、ここ数年なら『メイズ・ランナー』『ダイバージェント』『ハンガーゲーム』・・・
科学的な空想に基づいた近未来を描いたサイエンス・フィクション(SF)は あまたに溢れている。

空想だからいくらでも面白いアイデアが溢れるのは分かる。
大好きなジャンルでもあり好んで観る傾向でもあるが、大概3部作くらいで構成され、悲しいかな新作が出るごとに以前の作品を観返さないと「これ誰だっけ?」ってなっちゃうのは世の常😅

このSFは、ストーリーに無駄がない!
60分で地球を壊滅状態にした「60分戦争」は、見事なまでに端折っており、古代人はおろか、「60分戦争」の描写も出てこない。
3部作を上手く編集した総集編を観ているような、スピーディーなストーリー展開。

いとこの結婚式で帰省した娘と早朝鑑賞。
「面白かった♪」と満足顔🤗🎶
そりゃそうだろう…なかなか目を覚まさず世界観とキャラ作りで ちょっと退屈な前半の部分を私めに説明させて後半の盛り上がりだけを観たんだから😅w

これだけの内容を128分で収めた、新生監督クリスチャン・エバースに天晴れの拍手👏

でも、一番の天晴れはUSAの使い方👏👏