この監督の作品苦手なのに、これは感動した。猫も好きだけど、どちらかというと犬派の自分も泣きそうになったので動物好きな方は是非。
そもそも福士蒼汰もあまり好きではなく(中川大志は好き)悪条件が揃った中での作品だったのでハードルは低くかった。だからこそ思っていたよりも良かったというのがあり、それが感動に繋がったのかもしれない。
猫が喋る(高畑充希)というのは置いといて、人間は思っているよりも動物に対して愛情を注ぎ、大切な存在だと思っているのだなと。(動物好きに限るけど)
最近は『僕のワンダフルライフ』や『ねことじいちゃん』と言ったようにペットの存在を言及する映画が公開され、結局は感動して泣いてしまう。ある意味、この手の映画はズルいですよ(笑)
作り手側からしたら、「泣ける」映画を作りました。どうですか？感の臭いがぷんぷんして気に食わないけれど、それでも泣いてしまうんだから仕方ない。
全体的な雰囲気も一貫して最後までゆったりと時間が流れていたので、それも良し。オチもバレバレで、甘いところも多いけど、まあ良し。
