るるびっち

孤狼の血のるるびっちのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
3.8
暴力おとぎ話。
三匹の子豚に狼がやられたように、一匹狼のワイルド刑事が三匹のトン(豚)チキにやられてしまう。
尾谷組、五十子会、加古村組の三匹の豚、いやヤクザ。
養豚場が出てくるのは、それのメタファー?
孤独な狼も、ブヒブヒやかましいヤクザに集団で襲われると歯が立たない。
そして刑事にタコ殴りに殴られた、最も非力な奴が落とし前をつける。
まさに末っ子の子豚が狼を仕留めたように・・・
『三匹の子豚』は、広島ヤクザの実態を描いた予言の書だったのだ!
豚って怖いなぁ〜。

そして『ゴッドファーザー』のマイケルのように、あれだけ忌み嫌っていた孤狼の血を継承する松坂桃李。

男子便器にハエの絵を描いたら、それを的に小便して飛散汚れが減ったという話がある。
この映画のように、あんなものが便器に転がっていたら喜んでおしっこかけるだろうか?
それとも縮み上がって、おしっこ出なくなるのだろうか?
かけてみたい気もするが、下から睨まれそうだ・・・やっぱ縮むな・・・
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