久々に見返しましたが、やっぱり面白い。「警察組織対ヤクザ」というより「警察組織内の一個人対ヤクザ、警察組織」という構図で、深作欣二監督作の「県警対組織暴力」のような感じですかね。
ピエール瀧や石橋蓮司、伊吹吾郎といったこのジャンルお馴染みの俳優に、竹野内豊や江口洋介、中村倫也ら少し経路の違う俳優との組合せが、他のヤクザ映画との違いでもあり新鮮で楽しめました(竹野内豊や江口洋介、流石にしっかりと怖いですね)。
こういう類の物語は暴力への嫌悪や社会悪の是非はあえて深く考えることのないよう、フィクションとして、アクションとして、人間ドラマとして、割り切り楽しめば良いかと思っています。じゃないと心がヒリヒリしてしまう。
テーマ 3.8
画 3.8
ストーリー 4.0
キャラクター 4.2
音楽 3.8
豊かさ 4.2