NAOKI

孤狼の血のNAOKIのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
3.6
昭和→平成
日本人はどんどん優しくなっている…のか?

先にお断りさせてもらうと…私…バリバリ昭和の男であります。
もう平成も30年生きてきて、いつの間にか昭和を生きた年数を越えてしまっているのに中身は相変わらずバリバリの昭和なのであります😁💦

そんなおれはこの映画…昭和の東映実録シリーズ…「仁義なき戦い」などを意識させるこの作品をとても楽しみにしてました。
監督は「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石監督…そりゃワクワクしますよね😁

もうひとつ先に言わせてもらうと…ほんとに面白い映画でした!俳優陣もストーリーも文句なし一級品…ラストまで一気に楽しみました。

でもこれは時代設定は昭和なんだけど紛れもない「平成の映画」だと思いました😁💦

あのナレーション…ストップモーション…あの美術…笑ってしまうくらい「仁義なき」なんですが、やっぱり平成…「まとも」なんです。

松坂桃季君…すごく良かったと思いますが…あの顔でこの立ち位置は昭和ではあり得ません💦
やはりトモロヲさんとかピエールさんとか獅童兄さんの顔が…これぞ昭和😁…
役所さんも素晴らしかったとは思いますが…彼の雰囲気と上手さが逆に彼の役柄の邪魔になってないか?と思ってしまいました💦

俳優陣が全員無名の人でこの映画が観たかった…気もします😁

エロも暴力も思ったより控えめな優しい…いい映画…という感じ…それくらい昭和のヤクザ映画は頭おかしかったし、ブッ飛んでいたと思います😁💦

この映画を観ておれは「エマニエル夫人」を思い出しました😁ご存じでしょうか?
籐椅子の座った全裸のシルビア・クリステル…内容はただのポルノなのにそこに少しだけ文学的で高級な雰囲気を漂わせることによって世界的に大ヒットしました。つまりこれは「女性が堂々と観に行けるポルノ」だったのです。これはディスってる訳ではなく、商業的に非常にクレバーなやり方だったと思うわけです。

この映画は「平成の映画ファンが堂々と観に行ける任侠バイオレンス映画」…だと昭和のおじさんは思ってしまいました😁💦

江口極道の見せ場がおれとしては一番楽しく上がったシーンではありました。
白石監督…暴力では「凶悪」、狂気は「日本で一番…」のほうが上だと感じました。

この映画は昭和エンターテイメントの再現として…ほんとに申し分なく楽しい映画でした😁💦