邦画あまり見ないせいか役所広司さんを知ってはいましたが(ダイワマン…)今回初めてみて凄い俳優さんだと思いました。
ふとスリービルボードのあの主役の人みたいに南部の田舎町に本当にいるようなリアリティが。
がみさん(役所さん)もあの当時の広島の警察名簿に載ってるような、その人物の人となりをめちゃくちゃだけど行き過ぎない深い演技で見せていて感動しました。
警察とヤクザ、破天荒なベテラン警官とエリート若手部下、あるあるなのに、先が読める話なのにそんな雑念を一切考えさせないで食い入るように見てました。
そっちの世界の人もその人達と戦う警察官も一個人としての思想や様式美があり善も悪も信念を貫き散っていく儚さ。
俳優さん達の演技の熱量が伝わる映画でした。
エンドロール格好良かった( ¨̮ )
