このレビューはネタバレを含みます
ただ今シンケンジャー視聴中なので松坂桃李と伊吹吾郎が共演してるからって理由で。それに朝ドラでどハマり中の中村倫也だし、何より東映だからなぁ、という気持ちで鑑賞。良いという噂もたくさん聞くしね。
東映のバイオレンス描写の本気……！？という気持ち、正直仮面ライダーアマゾンズ生温かったのでこれも優しい描写なのだろうなって舐めていましたごめんなさい、全年齢対象とR15+を一緒にして考えてはいけませんね！！！冒頭の指チョッキン直視できませんでしたぁ！！！でも最初に指チョッキンしてくれたので以降は腹くくって直視出来ました、というか慣れたというか感覚が麻痺した？とにかく映画の世界にのめり込んで楽しめた。うん、楽しかったんだよなぁ。
松坂桃李やばかった。広大がどんどんバイオレンスにワイルドになっていくのがすごく伝わってきて、さすが松坂桃李……という気持ち。そして薬局のつつもたせちゃん、阿部純子？という役者名に変わったのね、ドラマ『理想の息子』のヒョウちゃんだよね多分、好きだったのよ、再会できてとても嬉しい。ステキなお姉さんだったなぁ。
おじさんと若者のバディとか胸熱すぎた、バディものに弱いので。破天荒なおじさんと知的な若者ってありきたりかもしれないけどガミさんの破天荒っぷりが突き抜けているのでありきたりなんてとてもじゃないけど言えない最高のバディだった、こういうやつ大好き。
中村倫也、とてもエロ。エロいぞ、とても好き！！！！耳に噛み付く中村倫也、お注射して恍惚の表情を浮かべる中村倫也、電話ボックスで座り込みこちらを見ている中村倫也、ぜんぶ色っぽくてやばかった。というか出てくる男たちみんなエロいな、特に極道の男たちがエロい、ギラギラしてて色っぽくてかっこいい。
少し残念な点は、あんなに暑苦しくてうざったい昭和の終わりの夏を感じさせて、腐敗した死体や豚の糞の臭いまで感じさせるほど気合の入った世界観だったのに、時々エキストラと思しき人に現代人が紛れ込んでいた……黒いリュックを背負う女子はあまりにも平成すぎたよ、屋台にほんの一瞬映っていただけとはいえ、細部まで丁寧に作って欲しかったという気持ちが拭えない。
でもそれ以外はすっごく面白くて、引き込まれた。バイオレンスとか任侠とか正直苦手分野というかほとんど見たことなかったのだけど、面白かった。わたしも映画の女たちみたいな真っ赤な口紅がしたい気分。それにしても続編ってどうするんだろ、誰が出るんだろうという気持ち、まぁ何はともあれ続編楽しみにしてる、きっと見に行く。
