M2

孤狼の血のM2のレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.3
東映が本気で仕掛ける「仁義なき戦い」正統の系譜的作品。
昭和の終わりに勃発するヤクザ抗争、それを止めようとするアウトロー刑事、本庁より使命を受けた若き大卒刑事の物語。
監督も言われてるように、暴力が肯定されてる映画ではない。昭和の時代の男達の熱量を、しっかり感じた。暴力、賄賂、なんでもありの大上の内にあるモノを知った時、映画が昇華される。久しぶりにまた観たいと思える。
次作が決定ということなので、日岡の成長に期待。
薬局の女性の広島弁に最初違和感あったが、清涼感と意外な結末も良い。
18-42
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