原作はもろにそうだったんで、映画でどこまでやるのかと思ってたんだけど、もはやセルフカバー、リ・レコーディングと言っても過言ではない東映実録ヤクザ路線期の完全再現!
ナレーションの入れ方、テロップ文字のフォント、画質からリズム、全部仁義なき戦いだよ😀💨そして、ストーリーは県警対組織暴力。この作品が東映実録路線の復活の狼煙になるんじゃないかと思うボルテージを感じでわくわくしながら観れたよ!!
ただし、途中まで、、
マジで前半から中終盤までは素晴らしい。タイト演出&疾走感に東映特有の泥臭い暴力描写を散りばめて何一つ不満はなかったんだよ。
でも、終盤に入って実はあのハイパー・ヴァイオレンス悪徳刑事のガミさん(役所広司)は、カタギや女子供、要するに市民の安全を第1に考えてた立派な刑事だったってことが話のメインに移行するにつれ東映グルーブが影を潜め、リズムは失速し、そして異様にウェットな演出が多くなる、、
尻すぼみ感半端ないよ、、笑
原作もそーゆー展開だからと言われればそうだし、昔の実録系にも泣きにウエイト置いた作品あったし、仁義なき戦いだってそーゆー演出あったよ。でも、この映画みたいにその泣きが物語のブレーキになることはなかったと思うんだよね。
何故こうなったのか?当時のそれらに比べて上映時間が長いからかな?でも、韓国映画のアシュラなんかも東映チックなグルーブで泣きもあって上映時間も長いけど、こんなトーンダウンはなかったよ。むしろ、泣き経て更なる狂乱怒濤の展開になってたし笑
とにかく惜しいな、、東映実録路線の復活の狼煙になりそこなった気が、、笑
てか、やっぱ、アシュラの方が遥かに東映リバイバル感あるよ😬💨
あと、あのジッポー、もうちょいかっこいいのにしてほしかったよ😂