昭和後期の広島呉を舞台にしたヤクザ抗争映画。表向きはヤクザのイケイケ映画だが実際は警察の汚職を描いており過去作の日本で一番悪い奴らから継続して告発的な要素が強い作品。
日本で一番巧い男こと役所広司はもはや言うこと無しだが以外と松坂桃李が良かった。クリーンなパブリックイメージをいい具合に壊す演出がナイス。
時折入る仁義なき戦いを思わせるナレーションも時代設定を反映させていて味があった。
構成も分かりやすくバイオレンス描写もいい具合にエグくてこの手の作品に免疫がない人にも入りやすいんじゃなかろうかという作品でした。
色々あって久々登場の真木よう子も極道ホステスがハマってて良かった。
普通に面白い作品かと思います！
