ぐりんでる

孤狼の血のぐりんでるのネタバレレビュー・内容・結末

孤狼の血(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

この物騒なタイトルとジャケットからして勘違いしてしまう人も多いと思うが、これは、極道もんというよりヒーロー映画です。
 ↑何眠たい事抜かしとんじゃ、甘いんじゃ🖋

 アホ、間違うとるわ🖋↓
あまりに面白かったため白岩監督の作品を3作連続鑑賞、そして極道の至高劇”仁義なき戦い”5作を一気見。これまでの人生で8作も連続して邦画を見たことなんぞなかっただろう。それほどまでにこの映画は面白かったということに他ならない。

ヤクザとも密に繋がり、違法捜査も厭わない。ドス効かせまくりのドスコイ刑事大上のめちゃくちゃなやり方に振り回され、不信感すらも抱く若手エリート刑事の”広大”こと日岡。
一見吐いて捨てるほどあるようなストーリーではある。
 ↑われの目は節穴か🖋大学出の学士様にはちぃと難しかったかのう🖋

       確認は?推測で報告するな🖋↓
ドキュメンタリーよろしく始まる情勢解説は仁義なき戦いの影響なのだろう。
この映画は勧善懲悪モノでありながらも、単純に警察vsヤクザの物語ではない。
それぞれの組織、業界内の中でも個々に思惑があり、計略を張り巡らせた裏の駆け引きが展開される。その血風吹き荒れる舞台を彩る強烈な個性を放つ登場人物たち。これはもうほぼ全員いろんな意味で魅力でしかない😇

その中でもやはり主役の二人の魅力は素晴らしい。こちらの視点に一番近いのはトーリの演じる広大。

まじでやばい上司がついちゃったわ…と焼け酒でも飲みたくなるような具合で、常識人の広大の視点に立って物語は進んでいくので、もはや異次元領域であるヤクザの世界観にも入り込みやすい。

                
また、広大には真面目性格以外に、大上の不正を探るため県警本部から送り込まれたスパイという設定がついている。これがまた素晴らしい設定。大上の正体がどう転んでも、熱い展開を予期させてくれた。
              
法に従った正義だけでは堅気は守れない。警察の闇、極道。どちらの獣も生かさず殺さず首輪をかけ、曲芸師のごとく綱の上を渡り歩き続ける。

大上の死とともにその生き様を知り、それまではただドスの効いた勢いに圧倒されていた感情が、ふと静まる。そして不器用な大上の人間性が続々と描かれていき、それを知る広大と共に、俺にも熱い何かが滾る。
この感覚は、良質なヒーロー映画を見た際に湧き上がるあの感覚に果てしなく近い。

「警察は何してもええんじゃ!!」

全てを知ってからは、大上の警察権力を振りかざす発言の数々は皮肉であるように思う。あるいは、その信念から察するに外道に道理を通す必要なんぞない、容赦をかける必要もないという事でもあるかもしれない。

そうであればこの言葉の頭には、「罪なき人々を守るためならば、」という言葉を添えるべきかもしれない。

失踪者の亡骸が見つかるように。と船上で手を合わせて願う姿は、ヤクザの抗争を食い止めるための祈りではない。罪なき人々への平和への願い。
のようにも思えてきた。


正義とは何のために存在するべきか。大上の信念に男泣く広大とぐりんでる。そして広大へと受け継がれる意志に奮い立つぐりんでる。

それは大上と同じように獣を飼いならす道ではなかった。

全てを潰す。———

怒りにかられ狂戦士と化した広大に唸るぐりんでる。

堅気のための正義。続編があるならば、師の意志を知り己の正義と照らし合わせて導き出した広大の正義を見たい。

ラスト、一匹の狼と化した広大の血が沸き躍るような、

「おぉ、吸っとったわ。」🚬の面が最高。

ころうち、なかなかに過激な描写もあるが、コミカルさもあり、至高のエンターテインメントに仕上がっていた。


↑レビューにはコツっちゅうもんがあるんじゃ。人に伝わる文を書きぃや!わかりやすい表現をするんじゃ。皆のレビューをよう思い出せ。われみたいな書き方じゃダメじゃ。いつかフィルマに潰されるで🖋

レビュアー失格じゃ!🖋



感想:やくざ広司とトーリのことばかり書いてしまったが、皆素晴らしかった。
オラフもめちゃめちゃいいじゃん!アラジンもすげーいいキャラやってた😇

そして女の取り調べはマンツーマンでやる。勉強になった😇
  ↑人としてお前は勉強不足なんじゃ🖋



夏帆ちゃんのおすすめありがとう💃
 ↑よう勧めたのう、ほめちゃるわ🖋



🖋えらい読み辛いな😇誰だよ黒ペン入れたのは……