1号

人生はシネマティック!の1号のレビュー・感想・評価

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)
3.6
地味です。戦時中、映画づくりの現場というドラマティックな設定にして、ヒーローも、輝くようなスターも登場せず、どこか冴えない普通の人たちが織り成す地味めの物語です。戦争で失われてゆく命も、日常の中で描かれていて、悲しみはじんわりと控えめな余韻を残します。
きっとそれが、この映画の意図するところで、この映画の良心。
本当に昔の映画みたいなタッチです。
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