空爆を受ける最中でも映画製作を進めることも、やっぱりなにかを求めて映画館に来る人たちがいることも、そういうイギリスの前向きな姿勢といいましょうか。中の中の人の構想、練る練るやりとり、起承転結の喜怒哀楽のドラマチックな世界づくり、と同じように、この物語も、ハッとしたりホッとしたり、まさか！そんな！があったり。映画製作の工夫が垣間見えたり。でも、幸せな時間をもっともっと長く時間を与えてあげたかったなぁ。見たかったなぁ。あの二人のやりとりがクールで素敵に見えました。あんな会話のやりとりができる日常は刺激的でしょう。そして、ビル・ナイさんの落ち目の役者役ってのがまたかっこよかったです、紳士でした。
