ビル・ナイのヒリアードが渋くてかっこいい。終盤カトリンの部屋に来て説得するとき、時間と才能を~っていうカトリンの言い回し使ってるの良かった。
ダンケルクの戦いは、国民の士気を高めるために後々まで影響を及ぼした出来事だったってのがよくわかる。ノーランのダンケルク観ただけじゃそこは分からないから良かった。
「映画は構築されているから良くて、悲劇にも意味がある」って言ってたバックリーの死には何か意味があったのかな。本当に無意味に死んでしまうという皮肉で、これが現実なんだと言ってるように思えた。
バックリーの話もそうだけど、映画館のおばちゃんがこれは私の映画だって言ってたのとか、女優が実際に軍に志願したのとかは映画の良さだよなーと思って頷けた。