このレビューはネタバレを含みます
鑑賞後も浸れる作品。
派手さはないですが人と人とのささやかなやりとりが胸に響きます。
ノーランの『ダンケルク』を鑑賞済みだったのですんなりと理解できました。
ビル・ナイの渋い演技が素敵でしたしエディ・マーサンもちょい役ですがかなりハマっていていい味出してました。
バックリーが死んでしまった時にはこんなことある?とやるせない気持ちでしたがヒリアードの言葉は戦争を知らない私にも響きましたしみんなで情熱を注いで作った映画は人々の心を動かすそれこそ素晴らしい作品となりました。
カトリンとバックリーがふざけ合っていたさりげないシーンには込み上げるものがありました。あのさりげなさがとても良かった。
激動の時代を生き抜いた人々に希望を感じましたし強く生きる力を与えてもらったような気がします。