みんなの映画愛が伝わってくる映画。端役にもしっかりキャラ設定があって、どの登場人物も愛おしくなるようなすごく丁寧な描き方。
カトリンとバックリーのウィットに富んだ掛け合いが見ていて心地よかった。お互いが以前使った言い回しとかをまた別の会話に織り込んでいたりしていて、脚本家だけあって言葉に敏感であることだけじゃなく、お互いが相手の言葉を大切にしているのが伝わってきた。脚本製作にスポットライトを当てた物語だけあっていつもより自然と台詞をじっくり消化するように観ていたんだけど、すごく練られた台詞たちだなと感じた。言葉の使い方が素敵！
女性としては今よりもっと働きにくい環境にあったけど、その障害にも負けず自分で行動を起こして障壁を乗り越えながら、力強く好きな執筆を続けるカトリンをみて、私も勇気をもらえた。
劇場でみんな一緒に映画を観ているシーンが素敵だった。あの時の何気ない一場面があんな風に使われるとは！！私もこの作品是非映画館で観たかった！
ビル・ナイ、大好きだ〜！！
たまには価値ある映画を作りたい
人生の1時間半を捧げたくなる映画を
