このレビューはネタバレを含みます
好きな事、大切な事に全力で情熱をかたむける人たちの真剣で一生懸命で、そして楽しそうな姿が堪らなく素敵で、愛おしい作品。
ラストの完成した映画の上映シーンは映画制作をテーマにした作品ならではのカタルシスで、何故だか凄く涙が出てきました。
バックリーの事故死。
彼は本当はその直前の空襲で死んでいたのではないかと思いました。
スタジオでの一時は、二人が結ばれるように運命がくれた最期の時間。
物語りの中にそういった示唆はどこにもありませんでしたが、なぜだかそんな気がしてならいなですし、そうであって欲しいとも思いました。
なんだか人生に悲観的になってしまった時、自分の人生のハッピーエンドを探す元気が貰える、そんな素敵な映画でした。