このレビューはネタバレを含みます
堅実な娘と奔放な継母、対極的な二人だけど、どちらも自分をしっかり持っている芯の通った感じがフランスの女性らしい。私はこれが好き、これが正しいと思う、と迷いがないところがカッコいい。
質素な娘と派手好きな継母で、どちらもそこそこ貧乏な設定。特に娘は高価なものを身につけてはいないけど、なんかおしゃれ。さすがフランス女性。
最後の舟のくだり。舟が微妙に沈んでて、明らかに舟底には何か重いものが…。やっぱりあれ…継母が「死んだらセーヌ川に流して」って言ってた…。
美しいと言えば美しい結末なんだろうけど、現実的に考えると少し怖いというか、迷惑?