りょーこ

はじまりのボーイミーツガールのりょーこのレビュー・感想・評価

3.0
試写会に行って参りました☆
今回はなんと初のお土産付き(笑)
ドイツの鉄分補給ドリンク……何故ドイツ?何故鉄分??
美味しく頂きます、有難うございます。

さて今作は、フランスのベストセラー青春小説の映画化作品。
少年少女の甘酸っぱい恋愛、友情、将来の夢…

キャラクタの描き方が甘いし、ストーリィも大したことはありませんが、ラストの演奏と"あの"瞬間だけで観る価値ありました!



12歳少年ヴィクトールは落ちこぼれ。
優等生マリーに片想い中だが、毎日見つめるだけの日々を過ごしていた。

そんなある日、なんとマリーが「勉強を手伝ってあげる!」と近づいてくる。
将来はチェロ奏者になりたいという彼女と、徐々に距離を縮めていくヴィクトール。

しかし彼女には秘密があった。
音楽学校に行くため、だんだんと視力が低下する病を必死に隠していたのである。

秘密を守るために利用されていたヴィクトールはショックを受けるが、マリーの夢への想いに突き動かされ、2人でその夢を叶えようと作戦を立てる…



ヴィクトールや友達のことわざオタク、悪友双子、イケメン恋敵と子供のキャラクタが素敵!
なのに、掛け合いが少ないのが本当に惜しい(´Д`)
もっと子供同士のやり取りが観たかった。。。
特に双子!!!!!
絶対面白いのに、あのキャラクタ!

男の子同士のわちゃわちゃや、初々しい恋の駆け引き、そこから発展して夢を追いかけていく様……
そこが甘くて、いまいちストーリィに乗れなかった。。。

そして大人のキャラクタがクソばかりなのが、なんとも…
子供との対比もあるのでしょうが、やり過ぎだし自分勝手過ぎ!
こういう作品なら、大人はスパイス程度で良いと思うのですよ、私。。。
その分、子供達が『It』みたいに助け合っていく過程が欲しかったなぁ~

そんなこんなで
"あぁやっぱりラブストーリィ合わねぇや!"
とスネて観ていたのですが、ラストは良かった!!
音楽ってイイ…と改めて心に響いた、素敵なオチでした☆
まぁ少しおフランス的ではありましたけれど(笑)

マリー役の少女は、俳優ではなく天才ヴァイオリン奏者なのだそう!!
子供らしく顔で弾いてる感じがありましたが、あれはプロですね。
もう音が違う……と思うw
あと2曲位演奏シーンがあれば良かったのに!!

ラブストーリィも難病エクスプロイテーション的作品も苦手ですが、作り方見せ方次第で心に響くものもあるのだなぁ~と感心した作品でした☆
りょーこ

りょーこ