フランス版「小さな恋のメロディ」とでも言うべき落ちこぼれ少年とクラス一の優等生でチェロ奏者になることを夢見ながらも病気で徐々に視力を失っていく美少女との小さな恋物語を描いた悲しくも暖かい映画でした。自分から部屋に招き入れたり手を繋いできたり頬にKissしたりと結構小悪魔的な振る舞いをする女の子に対し最初はドキドキしっぱなしで振り回されてる感じの男の子だけど彼女の秘密を知り自分が利用されていたと感じつつも彼女の夢を叶えるために全力を尽くそうと仲間や父親達と奮闘する姿には思わず頑張れ!って応援しちゃいたくなりましたね~ラストも良かったです。ただ、女の子のパパが少し可哀想でしたね~娘さんのことを一番考えてくれてるのに奥さんと娘さんからボロカスに言われて気の毒に思いました。フランス映画らしい美しい映像と子供から大人になる思春期ならでは心の揺れ動きを上手く捉えている作品で年明け早々に心が暖かくなる映画でした。