Jin

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生のJinのレビュー・感想・評価

3.7
“僕は1人ではなにもできない男です。でも夢を諦めません”


ドイツ人の母とスリランカ人の父を持つ、聡明で家族想いな青年が、突然病気で95%の視力を失う。夢を諦めず、障がいを隠してホテルマンになることを目指す物語。

実際にモデルがいるらしい。

筋は分かりやすいし、面白かった。
キャラクターもそれぞれ個性的かつ良い人が多くて温かい。

「5%の世界」や「ドラッグ服用時の世界」など、視覚効果や音楽が効果的で飽きない。ところどころに挟まるクラブミュージックもかっこよかった。

また、移民大国ドイツの現状をしっかり反映して、いろんな国の人が出てきたのも今っぽくてよかった。

弱視の人々の本当の苦労は分からないけれど、この映画には希望があふれていて感動した。
Jin

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