主人公の、殆ど見えていない、その(見えていない)見え方で
画面全体が覆われるたびに、ものすごい不安に襲われる。
とある場面では「やーめーてーーー!!」と本気で叫んでしまったくらい。
なのに、これがまさかの実話ベース!
凄い人もいたものです。
なかなか重い話なのに、軽やかに進む作りはお見事。
それに何より、舞台になるホテルがBayerischer Hof で
「うわあ、懐かしい!!」ってなったり
(中に入ったことはせいぜい2〜3回しかないけど(笑))
主人公の名前がカハヴァッテって言いにくそうだなあ、
Herr Krawatte(ネクタイ君)とかからかわれそうだなあ
って思ってたらほんとにそう呼ばれちゃったり
いろいろ楽しめるポイントが個人的にいっぱいあって、それもよかった。
周りがいい人ばっかりで、ちょっと出来過ぎじゃない?とも思ったけど
そこはまあ、いいことにして、とにかくチャラ男のMaxが最高!
毎度おなじみの(笑)邦題に文句つけるコーナーとしては
「噓から〜」以下は要らなかったのにねえ、という所...。