べーすべーす

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生のべーすべーすのレビュー・感想・評価

4.0

バーカウンターでお酒を作っているところが見える席が大好きです。
ここで、ビールのおいしい飲み方。🍺
機械の洗浄や注ぎ方とか、三度注ぎとか色々あるんですが一番大事なのはグラスの洗浄だと、あるクラフトビールのおいしいお店で教えてもらったことがあります。
グラスを綺麗にする。
グラスが汚れていたり、洗浄液が残っていて"くすんで"いるとどんなに美味しく注いでも一流の味へは届かないのかなと。🍻
べろべろに酔ってた時に聞いたのでもしプロの方見ていただいてて、間違ってたらすみません。😇
お店で飲む美味い生ビールが飲みたいですね。🥰それにしてもバーカウンターにはいろんなものが詰まっていてさらりとカクテルを作るバーテンダーに惚れ惚れしております。🍸

本作の主人公は超弱視のため、普通の人の5%しか目が見えない。しかし夢だったホテルでの仕事を諦めず上手くごまかしながらホテリエをめざすためにホテル研修を受ける実話を基にした作品。🔍

なので、主人公サリーはバーの仕事以外にも、ハウスクリーニングや、調理場、フロント業務などなんでもやります。
とことんやります。
課題を努力と根性とテクニックでこなしていきます‼️
やー驚き。あり得ないでしょ‼️となるのですが、本作の面白いところは障害系の作品の暗くなりがちなトコロを逆手に取り、障害をトコトンあの手この手で誤魔化すのがおもしろいところ。
ミッションインポッシブルか‼️と思うような歩数の数え方や、暗記などもう、スパルタ。もちろん厳しい局面がいくつも訪れるのですが、それを支える仲間たちやホテルへの熱い想いがサリーを奮い立たせるのです。サリーもちょっとやそっそのことではへこたれません。そんな情熱を持って働けるのはうらやましい。

生きる為に仕事をしているのか、仕事があるから働いているのかわからない、今日この頃。夢や希望の職に就けていたら、困難な状況でもめげずに働けるのかといったのでしょうか。
それでもいついかなる時も障害は訪れる。
自分では乗り越えられないような壁かも。それでも自分に何が出来るのかもがいてみる。やれる事をやってみる。もがいてみたら、答えも見えてくるかもしれない。

それでも周りの寛容さ、大切ですね‼️

終わりかたが好きでした。