「セデック・バレ」の監督が?!
ミュージカル映画?!
2017年か2016年のアジアン映画祭でかかったんでしたっけ??
そもそも本公開が2017年12月なので、京都シネマ年末60本渋滞問題の一部ですよ・・・まぁこれはかかっただけありがたい、と思ってるけど。
結構良くない評判を聞いていたので、ドキドキしましたが、そもそもここまでミュージカル映画というのも知らなかったので、大変驚きまして。
えっ?!
楽しいじゃん!!
でもそいつとは別れたほうがいいよ!!
て感じですね。
そうさ。
普段は暴力とか、どうしようもない人間の性とか社会のシステムとかで憤るような映画ばっか好んで見てるけど、たまには私もハピハピランドに滞在してもいいじゃないか!!
バレンタインデーにチョコレートとお花という王道プレゼントを、恋するみんなに幸せと共に配り歩いて、ひょんなことから運命の出会いを果たして最初は喧嘩しあいながらもだんだんは惹かれていって、最後に君の名は。ってなって年齢ごまかしたりしたいじゃないか!!
楽しかったよ・・・。
でもあのヒモ男とウェディングプランナーのカップルは数百万単位の借金を抱えているとか、どう考えても不幸そうなので絶対別れたほうがいいと思う。
通勤バイクシーンで彼女が彼の生活力と子供っぽさの憤りを歌ってると、周りから数十台のバイクでみんなが愛だけではダメ。お金が大事!って歌うけど、あんたに対してはマジでそうだと思う・・・あの男、夢見がちなのなんも成長してないし、これからもクソなまんまやと思うから・・・。
後、あの女性同士のカップルはキリッと系と可愛い系美女同士だからめちゃ絵になるんですけど、もそもそもなんで合同結婚式に浮かれて行くくせに申し込みしてないんだよ!
そのくせ当日に来てめちゃドヤ顔で「参加させろや!」みたいにデカイ態度で迫ってくるのなんなのさ!
余計プランナーの彼女の不幸度が増すよ!
「法的な手続き込みのセレモニー」って言ったはったからその関係なのかなあ?
法的とか置いといて、合同結婚式に参加するのにウェディングドレスとタキシードは用意してるんだから嘘の申し込みぐらいしとけよ!風船とか並びとか段取りあるんだよ!と思いました。
でも外に出かけるからかウェディングドレスの丈が足首が見える短いもので、ベールもなしってのいいな、と思いました。
後、これ見てるときぜんぜん気付かなかったんですけど、花屋の主人公の叔母さんて人が出て来て、これまたチョコレート屋の彼の師匠みたいな人と恋に落ちる中年のバレンタインデー展開可愛いのですが、このおじさんなかなかのイケオヤジやな、と思ったらモーナ・ルダオかよ!!
牧師じゃねえのかよ!!
セデック族は?!
ビックリしましたねw
台湾映画にしても知らない人ばっかりだなーと思ってたら、ほぼ「海角七号」に出ていたキャストばかりの布陣で、たまに「モンがに散る」のゲタ親分とか出てくるのでそういう意味でのテンションの置き場はないですw
たまに度を越したファンタジックでしかもクオリティ低いCGが挟まったりするんですけど、台湾映画っぽいからもう笑っちゃっていいかと思います。
新
日本語字幕:藤原 由希