近藤真弥

ブライトの近藤真弥のレビュー・感想・評価

ブライト(2017年製作の映画)
2.3
なかなか骨太な作品。さまざまな種族が住む架空のアメリカを舞台に、差別といった多くの社会問題を描いている。その象徴といえるのは、オークとしてはロス市警初の警官であるジャコビーですね。

そのジャコビーに対するマジョリティー側からの視線だけでなく、マイノリティー側からの視線も表現しているのが、『ブライト』の興味深いところ。この部分があまり掘りさげられていないのは残念だけど、意図はハッキリしているので、チャレンジ精神は評価できますね。
近藤真弥

近藤真弥