オークやらエルフやら魔法やらが出てくるけど舞台が現代で主人公がLAPDというカオスなファンタジー。
ファンタジーと現代の融合が一見めちゃくちゃに見えて、なぜか違和感のない世界観になっていてすごい。
現代っぽい世界観なので、魔法やらダークロードやらの恐ろしさが際立つ。
人種の問題を皮肉している設定なのかと思ったけど、どちらかというと経済格差を皮肉っているように感じた。でもそこらへんが自然な見せ方なのが良い。
虫を殺す的な感覚で妖精を駆除するシーンが序盤にあるけど、思ったより人間に近い外見で怖い。さすがにコイツを虫と同じ感覚で殺すのは躊躇うよ……
キャラクターも、いつも通りのウィルスミスだから違和感のない世界観になったのかもしれない。そんな彼とブロマンスを繰り広げるオーク君との絆もカワイイ。
そして中二病なのに違和感のないエルフたちの存在感。
続編も計画されているようなので楽しみ。
もっとこの世界観の深いところを見てみたいし、次はダークロードを見たい。