近未来という現代的要素とファンタジーをミックスしてサスペンスとしてアクション演出を増し増しで投入し、変化球なルックにしながら差別etcのメッセージ性を組み込んだエンタメ"警察(バディ)ムービー"
…って事で。
ストーリーラインの整理整頓は綺麗とは言えないだろうが、そもそもコレは監督がデイヴィッド・エアーだ。好みは分かれて当然だと思うよ。ハードな漢(おとこ)の世界を描く事に長けている。
その人がファンタジー作品を作るとこうなるよな、って結構納得出来ちゃったんだよねコレがww
結構考えたであろう世界観に親切な説明は必要最低限という流れで、いわゆる王道ファンタジーがあまり得意では無いワシからすればむしろ『楽しいな!コレ』である。
ただ色々盛り込んで たまたまワシが好きな配分になった感じなので、そうじゃない!と言いたくなる人も多いハズ。
ルックは間違いなくファンタジー寄りなエンタメだけどコレ、根幹にあるのは《ハードボイルド感強めな現代的リアリティ》なんだよな。
それこそエアーの得意分野。
この味付けが合う合わないでかなり感想が変わるはず。
なんだかなぁ〜となる人はトコトンなんだかなぁ〜で終わるんじゃないだろうか。
もっとストーリーラインとかスマートに作れば素直に『面白い!』ってなれそうな内容だけど、こういう荒っぽいゴツゴツした作りも好きなのでねw
結論
エアー作品の中で上位とまでは言わないが、ワシは好きでしたよ。